神奈川県出身。県下屈指の難関公立校に入学するも、高1の全国模試で校内ワースト10になり、自身の実力に絶望。しかし憧れの教育職を諦めきれず、現状を打破するために勉強法から見直す。理数系の教員を目指していたが、高2で古典文法のパズルに似た構造の鮮やかさに魅了され、国語教育界を志す。横浜国大主催の学習成果発表会でプレゼン賞を得、明快で的確に伝える技術への自信を持つ。高3の全国模試では校内トップ10まで成績を上げ、私立最高峰の早稲田大学に現役合格を果たす。「言語にも数学と同じような規則性が必ず潜んでいる」を教授法の根幹におき、言語法則を用いると数学の公式と同じく答えは必ず1つに集約できると断言する。数学的視点から古文を読み解く斬新なアプローチは、古文が苦手な人も正確無比な答えを自ら導き出せる。その方法論を確固たるものにすべく大学院では、どの素材をどう教えるのが最も効果的かを追求した国語教授法を研究する。